「農泊地域の令和 2 年度実績調査」結果公表
「農泊地域の令和2 年度実績調査」結果を公表
~『マイクロツーリズム』『一棟貸』など新たな農泊ニーズを確認 ~
近年、新型コロナウイルス感染症の影響により、消費者の旅行に対する意識やニーズが変化しつつあります。百戦錬磨が運営する、民泊や農泊、寺泊、古民家泊などユニークな宿を扱う宿泊予約サイト「STAY JAPAN」(https://stayjapan.com/) においても地方部の一棟貸が人気を博すなどの変化が現れております。このような変化を把握すべく、本調査に先立ち2020年6月に三大都市在住の20代-70代男女 1,000名を対象に「Withコロナ時代における農山漁村地域への旅行に関する消費者意識調査」を実施し、マイクロツーリズムやワーケーション等の新たなニーズを確認しました。
● [参考] Withコロナ時代における農泊ニーズ調査 (https://www.hyakuren.org/20200710_news01/)
以上を踏まえこの度、百戦錬磨では全国554地域の農泊地域に対して、令和2年度の活動実績・実態の把握を目的としてインターネットアンケート調査を実施いたしました。その結果、コロナ禍の影響により、農泊地域全体で宿泊者数は対前年度比で約3割弱減少するも、多くの地域でマイクロツーリズムや一棟貸、ワーケーション、移住といったトレンド変化を確認できました。
*なお本調査は農林水産省「令和3年度農山漁村振興交付金(農泊推進対策:広域ネットワーク推進事業「農泊実践成果分析・展開促進事業」)」を活用し、実施しております。
◆ 農泊地域における令和2年度実績調査
調査概要
- 調査対象 : 農林水産省「農山漁村振興交付金(農泊推進対策)」採択地域(554地域)
- 調査内容 : 令和2年度(2020年4月-2021年3月)の活動実績・実態の把握
- 調査手法 : インターネットアンケート調査
- 調査日 : 2021年6月-8月
【調査結果】
①令和2年度の農泊地域の延べ宿泊者数は▲34%。日本全体と比較して、コロナ禍によるダメージは相対的に小さかった
- (参考) 日本全体では令和2年に対前年比で▲44%
②背景には、マイクロツーリズムや一棟貸、ワーケーション、移住といった新たな需要トレンドの存在
③Afterコロナでは多くの地域で個人旅行者の受け入れを積極化。インバウンドの受入れも前向き
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社百戦錬磨 広報担当 メール:pr@hyakuren.org